通っていたセルフホワイトニングサロンが潰れた時の対処方法
通っていたセルフホワイトニングサロンが突然閉店してしまった場合、非常に困惑されることと思います。特に回数券や高額なコース契約をしていた場合は、お金が戻ってこないのではないかと不安になりますよね。
以下に、対処方法をいくつかご紹介します。
1. 閉店の事実確認と連絡先の特定
まず、本当に閉店してしまったのかを確認しましょう。
- 公式サイトやSNSをチェックする: 多くの店舗は、閉店のお知らせを公式サイトやSNS(Instagram、Xなど)で告知します。閉店理由や回数券などの対応について記載されていることがあります。
- 電話をかけてみる: 閉店している可能性が高いですが、電話がつながるか試してみましょう。転送先や留守番電話メッセージで、今後の対応について案内されている場合があります。
- 店舗に行ってみる: 張り紙などで閉店のお知らせや連絡先が掲示されている可能性があります。
2. 回数券・コース料金の返金を求める
多くの場合、閉店・倒産に伴い、未使用分の回数券やコース料金の返金は非常に困難になります。しかし、諦める前に以下の方法を試してみましょう。
- 店舗の連絡先へ問い合わせる: 閉店のお知らせに記載されている連絡先(メールアドレス、電話番号、DMなど)に、返金について問い合わせてみましょう。対応してくれるケースも稀にあります。
- クレジットカード会社に相談する: クレジットカードで支払いをしていた場合、まだ支払いが終わっていない分について、クレジットカード会社に「抗弁」を主張できる可能性があります。これは、事業者からサービスの提供が受けられなくなった場合に、それ以降の支払いを停止できるというものです。ただし、これは支払いの停止を主張できるものであり、既に支払った分の返金までは難しいことが多いです。まずはクレジットカード会社に相談してみましょう。
3. 消費生活センターに相談する
セルフホワイトニングサロンは、特定商取引法で定められた「特定継続的役務提供」の対象外となることが多く、クーリング・オフ制度が適用されないケースが多いです。しかし、契約内容や状況によっては、消費者契約法など別の法律で対応できる場合があります。
- 消費生活センターに相談する: どこに相談していいか分からない場合は、まず地域の消費生活センターに相談しましょう。専門の相談員が、状況に応じて適切なアドバイスや情報提供をしてくれます。
4. 閉店したサロンの救済措置がないか探す
稀なケースですが、閉店したサロンの顧客に対し、同業の別のサロンが「救済措置」として回数券の残りを受け入れてくれることがあります。
- 近隣の同業サロンをチェックする: 以前通っていたサロンの近くにある、系列ではない別のセルフホワイトニングサロンが、SNSなどで救済措置を告知していないか探してみましょう。
5. 今後のサロン選びの注意点
今回の経験を踏まえ、今後のサロン選びでは以下の点に注意すると良いでしょう。
- 都度払いを利用する: 高額な回数券やコース契約は、今回のようなリスクを伴います。都度払いのサロンを利用することで、閉店・倒産時の金銭的な損失を最小限に抑えられます。
- 契約内容をしっかり確認する: 契約する際は、中途解約の条件や違約金について、契約書をよく読んで確認しましょう。
- 経営が安定しているか見極める: 大手チェーン店や、長く営業しているサロンを選ぶのも一つの手です。
残念ながら、事業者の倒産や閉店による返金は難しい場合がほとんどですが、少しでも損失を減らすために、できる限りの対処を試みることが大切です。