ホワイトニング後の自宅ケア用品の選び方|医薬部外品と化粧品の違い・表示の見方

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ホワイトニングのあとの自宅ケア用品は、商品名や宣伝文句よりも「製品の区分(医薬部外品か化粧品か)」「表示されている効能・成分」「自分の口の状態に合うか」で選ぶのが基本です。この記事では、歯みがき剤やマウスウォッシュ、歯ブラシなどを選ぶときの表示の見方と、毎日のケアで気をつけたい点をまとめます。特定の商品のおすすめや比較ではなく、どの商品にも当てはめられる選び方を説明します。

自宅ケアでできることと、その限界

毎日の歯みがきでできるのは、歯の表面に付いた歯垢や着色汚れを落とし、付きにくくすることです。歯の内部の色を変える「漂白」は、歯科医師の判断のもとで行う医療の領域で、市販の歯みがき剤ではできません。過酸化物を含むホワイトニング剤は医療機器として扱われ、使うかどうかは歯科医師が診察して判断します(厚生労働省の回答、2025年4月)。

サロンや歯科でケアしたあとも、コーヒーや紅茶、カレー、タバコなどで着色はまた付きます。飲食後のうがいや歯みがきの習慣が、明るい印象を保つ土台になります。

医薬部外品と化粧品の違い

歯みがき剤は、法律上「医薬部外品」と「化粧品」のどちらかに分かれます(歯みがき類の表示に関する公正競争規約)。どちらに当たるかで、表示できる効能の範囲が変わります。

項目医薬部外品(薬用歯みがき)化粧品の歯みがき
表示容器や箱に「医薬部外品」と書かれている「医薬部外品」の表示はない
成分国が効能を認めた有効成分を含む有効成分としての承認はない
表示できる効能製品ごとに承認された効能・効果の範囲化粧品として認められた範囲(ムシ歯を防ぐ、歯を白くする、歯垢を除去する、口臭を防ぐ、歯のやにを取る など。ブラッシングして使うものに限る項目あり)
選び方の目安虫歯予防や歯ぐきのケアなど、目的がはっきりしている人使用感や香りで選びたい人

化粧品の歯みがきで表示できる効能は、厚生労働省の通知で決められた「化粧品の効能の範囲」に入るものだけです(福岡県「化粧品の効能の範囲」)。ここでいう「歯を白くする」は、ブラッシングで表面の汚れを落とすことを指し、歯の内部を漂白する意味ではありません。

パッケージの表示の見方

歯みがき剤の箱やチューブには、選ぶときの手がかりになる情報が書かれています。

  • 区分:「医薬部外品」の表示の有無
  • 効能・効果:医薬部外品は承認された効能が書かれている。広告の言葉より、ここを確認する
  • 成分:配合目的(研磨剤、発泡剤、湿潤剤など)と成分名。医薬部外品は有効成分とその他の成分に分けて書かれることが多い
  • フッ素の濃度:1,000ppmを超えるフッ化物を配合した薬用歯みがきには、濃度と「6歳未満の子どもには使用を控える」旨の表示がある
  • 使用上の注意:口の中に異常が出たときの対応、保管の注意

フッ化物の濃度表示は厚生労働省の通知にもとづくもので、高濃度であることを「より効く」と強調しない決まりもあります(厚生労働省「フッ化物を配合する薬用歯みがき類の使用上の注意について」2017年)。小さな子どもがいる家庭では、保管場所にも気をつけましょう。

成分表示でよく見かける配合目的には、次のようなものがあります。

配合目的役割
清掃剤(研磨剤)歯の表面の汚れを落としやすくする
発泡剤泡立ちをよくし、口の中に広げやすくする
湿潤剤乾燥を防ぎ、なめらかな状態を保つ
粘結剤形状を保ち、成分が分離しないようにする
香味剤・甘味剤味や香りを整え、使いやすくする
保存剤品質を保つ

「研磨剤不使用」「低発泡」などの表示は使用感の違いを示すもので、それ自体が良い悪いを決めるものではありません。自分の磨き方や好みに合わせて選びましょう。

広告で「サロン専売」「プロ仕様」などと書かれていても、それだけで効能が上がるわけではありません。区分と表示された効能を見て判断してください。

目的別の選び方

気になること確かめたい表示・ポイント
着色汚れ清掃剤(研磨剤)の有無と、表示された効能。強くこすらず、毎日続けやすいものを選ぶ
虫歯予防フッ化物配合の表示と濃度。家族の年齢に合っているか
歯ぐき・口臭医薬部外品で、歯肉炎の予防や口臭の防止などの効能が書かれているか
しみやすさ知覚過敏向けの効能が書かれた医薬部外品か。症状が続く場合は歯科を受診
使用感発泡剤の有無、味や香り。泡が少ないものは時間をかけて磨きやすい

マウスウォッシュ・歯ブラシ・補助用具の選び方

歯みがき剤のほかにも、自宅ケアに使う道具はいくつかあります。それぞれ役割が違うので、組み合わせて使います。

用品役割選ぶときのポイント
マウスウォッシュ(洗口液)口をすすいで、口の中を清潔に保つ歯みがきの代わりにはならない。医薬部外品か化粧品か、アルコールの有無と刺激の強さ
液体歯みがき口に含んですすいだあと、ブラッシングするマウスウォッシュとは使い方が違う。箱に書かれた1回の使用量と使い方を守る
歯ブラシ歯垢や汚れを落とす基本の道具毛のかたさとヘッドの大きさが口に合うもの。毛先が開いたら交換する
電動歯ブラシ手みがきの動きを補う使える歯みがき剤(研磨剤の有無など)の案内を確認する
デンタルフロス・歯間ブラシ歯と歯の間の汚れを落とす歯間ブラシはすき間に合うサイズを選ぶ。合わない場合は歯科で相談

歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目は着色が残りやすい場所です。歯ブラシだけでなくフロスなどを組み合わせると、見た目の印象を整えやすくなります。

購入するときの注意

  • 定期購入の条件:通販の「初回お試し価格」は、定期購入が条件になっていることがある。解約の期限と方法を購入前に確認する
  • 海外製品:日本の医薬部外品・化粧品の区分に当たらないものや、日本語の表示がないものは、成分や注意事項を確かめにくい
  • 過酸化物をうたう商品:歯を漂白する目的の過酸化物は、歯科医師の判断のもとで使うもの。自己判断で使わない
  • 口コミの扱い:使用感の参考にはなるが、効能は表示された内容で判断する

毎日の歯みがきの基本

どの歯みがき剤を選んでも、磨き方が合っていなければ汚れは落ちにくくなります。次の点を意識すると、自宅ケアの効果を生かしやすくなります。

  1. 歯みがき剤の量:箱に書かれた量を目安にする。たくさん付けても汚れが落ちやすくなるわけではない
  2. 歯ブラシの当て方:歯と歯ぐきの境目に毛先を当て、小刻みに動かす
  3. 力の入れ方:毛先が広がらない程度の軽い力で磨く
  4. 順番を決める:毎回同じ順番で磨くと、磨き残しが減る
  5. 仕上げ:歯と歯の間はフロスや歯間ブラシで。最後に口をすすぐ(すすぎ方は製品の案内に従う)

自分に合う磨き方や道具がわからない場合は、歯科医院で歯みがきの指導を受けると確実です。

ホワイトニング前後のケアで気をつけたいこと

  • 強くこすらない:研磨剤入りの歯みがき剤で力を入れて磨くと、歯や歯ぐきを傷めるおそれがある
  • 飲食後のケア:色の濃い飲み物のあとは、水で口をすすぐだけでも着色の予防になる
  • しみるとき:ホワイトニング直後にしみる場合は無理に続けず、症状が続けば歯科で相談する
  • 定期検診:歯石や着色は自宅では落としきれないことがある。歯科での定期的なクリーニングも組み合わせる
  • 食生活:色の濃い飲食物を完全にやめる必要はないが、ストローを使う、続けて飲み続けないなどの工夫で着色を減らせる
  • 喫煙:タバコのやには着色の大きな原因になる。サロンや歯科でケアしたあとも、すぐに付きやすい

歯科でホワイトニングを受けた場合は、施術後しばらくの飲食や歯みがき剤の使い方について、歯科医師から案内があることがあります。その案内を優先してください。

WhiteningBAR Paste について

当サイトを運営する株式会社ピベルダは、セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングバー(WhiteningBAR)」を運営しており、日常の歯みがき用の薬用歯みがき(医薬部外品)「WhiteningBAR Paste」を取り扱っています(wbpaste.com)。

※WhiteningBAR Paste は当サイトの運営会社(株式会社ピベルダ)の自社商品です。

どの歯みがき剤を選ぶ場合も、この記事で紹介した区分・効能・成分の表示を見て、自分の目的に合うかどうかを確かめてください。お店でケアを試したい人はホワイトニングバーとは、サロンの選び方はセルフホワイトニングサロンの選び方も参考にしてください。

ホワイトニングを試してみたい方へ

※ホワイトニングバーとどこでもホワイトニングは、当サイトの運営会社(株式会社ピベルダ)のサービスです。

よくある質問

Q. 歯みがき剤で歯の内部まで白くなりますか?

A. なりません。歯みがき剤でできるのは、表面の着色汚れや歯垢を落とすことです。歯そのものの色を変えたい場合は、歯科医院で相談してください。

Q. 医薬部外品と化粧品は、どちらを選べばよいですか?

A. 虫歯予防や歯ぐきのケアなど目的がはっきりしているなら、その効能が表示された医薬部外品が選びやすいです。使用感や香りを重視する場合は、化粧品の歯みがきも選択肢になります。

Q. ホワイトニングの直後に使ってよい歯みがき剤はありますか?

A. 受けたホワイトニングの種類によって注意点が違います。歯科で受けた場合は歯科医師、サロンの場合は店舗の案内に従い、しみるときは無理をしないでください。

Q. 子どもと同じ歯みがき剤を使ってもよいですか?

A. フッ化物の濃度が1,000ppmを超える薬用歯みがきは、6歳未満の子どもには使用を控えるよう表示されています。家族の年齢に合わせて選んでください。

参考資料

執筆:ホワイトニング総研編集部(株式会社ピベルダ) 情報の確認日:2026年10月29日